企業内LANを活用してグループでの協調作業を支援するソフトをグループウェアと呼ぶ。グループウェアを使用する際に重要な情報セキュリティを保護のために情報を暗号化する共通鍵暗号方

情報セキュリティと共通鍵暗号方式

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企業内LANを使って情報の共有及びコミュニケーションを効率よく行ない、グループにおける協調作業を支援するためのソフトウェアをグループウェアと呼ぶ。
主な機能は、グループのメンバー同士の間や外部との円滑なコミュニケーションを実現する電子メール機能、メンバーの間で打ち合わせを行なったり、特定のテーマについて議論するための電子会議室機能、メンバー間の打ち合わせをリアルタイムに行なうためのテレビ会議機能、グループ全体に対して広報の役割を果たす電子掲示板機能、メンバー間でもスケジュールの共有を行なえるようにしたスケジューラ機能、様々な文書をデータベース化してグループ内で共有できるようにした文書共有機能、複数のメンバー間で回覧される文書(稟議書など)を電子化し流通させるワークフロー機能等がある。
実際の商品としてはこれらの機能のいくつかを組み合わせてセットにしたものが多い。
近年のインターネットおよびイントラネットの普及に伴って、Webブラウザからこれら機能のすべてが利用可能な製品が主流になりつつある。
世界的に普及しているものとしては、ロータス・デヴェロップメント社(IBM社の子会社)のノーツ、マイクロソフト社のマイクロソフト・エクスチェンジがある。
日本では主に大企業でこの2つの製品の導入が進んでいるが、ここ最近では、中小企業や大企業内の事業部門にターゲットを絞った国産製品が気軽に利用できることで急激に売上を伸ばしている。
グループウェアを使用する上で重要なことは情報のセキュリティであるが、情報セキュリティを確保する際に考えるべき要件の中に「機密性」というものがある。
ここで最も想像しやすいのが暗号化であろう。
暗号化とは、情報を保存したり、伝達する際、万が一盗み見されても、中身を理解できないように加工しておくことである。
こうしておけば機密性は保たれる。
現在、一般に使用されている暗号方式には、「共通鍵暗号方式」と「公開鍵暗号方式」の2種類がある。
暗号化していないデータのことを平文(ひらぶん)と呼び、平文に対して、鍵と暗号化のためのアルゴリズムを適用しデータ変換したものを暗号文という。
復号するためのアルゴリズムと鍵を暗号文に適用して変換すれば、また元の平文に戻る。
暗号化する際、および復号する際に同じ鍵を使用するのが共通鍵暗号方式である。
対称鍵暗号方式と呼ぶこともある。
それぞれの鍵を秘密に管理しなければならないことから、秘密鍵暗号方式と呼ばれる場合もある。

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